まくら祭り

その昔、神宮皇后様が戦いに向かう時、村人などが米を入れた
俵を竹に くくりつけて届けたという伝説が、現在の「まくら」の
形式になったよ うですね。 長さ5mの青竹に25個ほどの
まくらをくくりつけ、五社音頭を歌いながら町内を練り歩くお祭りです。
今年も五月五日に日根神社(大井関神社)から、長滝のお旅所間の巡行がありました。五月四日は宵宮で、五月五日は本宮です。

この祭りは、日根野、上之郷、長滝の三地区によって、今は三地区の交代制で行われています。古くは兎田地区(昔は泉南郡兎田村?以前も?今も?日根神社の氏子?今は泉南市兎田です)も加わっていたそうですが、明治からは不参加のようですね。

昔は三地区一緒に祭りをしていたようですが、昭和初期に三地区で乱闘事件があってから、三地区の交代制になったようです。
そして三年に一度行われていた長滝地区では、東の番、中の番、西の番でいざこざが多発した為か、長滝の中でも祭りの担当年を三つに分ける事になったようで、今では長滝地区では各番の担当の年は九年に一度まわって来る祭りになっています。

平成十六年の担当地区は日根野地区でした。来年は上之郷、再来年は長滝東の番という順番です。

お旅所前の動画

神社名旗が行ったと思いますが、見ることが出来ませんでした。
そして写っているのが鉾と弓矢と太刀だと思います

一番幟のまくらです。
日根野地区に限り、タスキの色分けがなされています。
タスキの色は赤色です
前の竹を支えている人が一番しんどいです。(軍手をしている人)

他に獅子舞が二人?、天狗面(今もあるのかな?)、賽銭箱二つ(めちゃくちゃ重い)と太鼓(これもまたもひとつまだ重い)を担ぎます。

弐番幟は黄色です


参番幟は青色です

お旅所に到着しました。昔は岡本にある船岡山まで行っていたようです。
昼食後、また日根神社まで帰ります。
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